里川水章 (さとかわ すいしょう)
俳人の説明
管理人による説明
生涯
1927年(昭和2年)7月25日、東京に生まれる。1948年(昭和23年)創刊の「天狼」に、創刊とほぼ同時に20代のはじめで入門し、主宰の山口誓子に師事した。当時の「天狼」は奈良県丹波市町(現・天理市)で創刊され、伊勢で静養中であった誓子が西東三鬼、秋元不死男、平畑静塔、橋本多佳子、榎本冬一郎らの勧めを受けて創刊を決意したもので、34ページ・18円の創刊号は万に近い部数を売り尽くすほどの人気を博した。里川はこの創刊当時から投句を続けたが、編集に関わっていた西東三鬼の選句は極めて厳しく、投句してもボツになることがしばしばであったという。
俳句歴
それでも投句を続け、入門から30年を経た1978年(昭和53年)、ようやく「天狼」同人となった。1994年(平成6年)3月26日、山口誓子が逝去したことにより「天狼」は終刊し、翌1995年(平成7年)、山口超心鬼が主宰する「鉾」に同人として参加した。「鉾」は2010年(平成22年)12月に超心鬼が逝去したことを受け、翌2011年(平成23年)に終刊した。俳人協会評議員、日本文藝家協会会員を務めた。
句集に『宮居』『紅葉筏』があり、第三句集『鳥雲に』(ふらんす堂、2011年8月刊)は、「鉾」参加から平成21年に至る15年間の作品の中から自選した373句をまとめたもので、超心鬼主宰への追悼と謝意を籠めて急遽刊行が決められた。句集名は、収録句「遅れゐし一羽も蹤きて鳥雲に」に由来する。同句集には、師である平畑静塔の死を悼んだ句も収められている。
その他の特記事項
里川は出版社ふらんす堂の近所(東京都調布市仙川周辺)に住み、散歩の途中にゲラを手に立ち寄るなど、たびたび同社を訪れていたという。句集『鳥雲に』を目にした40数年来の句友・古平隆(大学教員)が、これに感銘を受けてふらんす堂での句集刊行を決めた縁もある。
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バイオ
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- せいとうき めいげつつれて めぐりきし
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静塔忌
せいとうき
季節: 秋(仲秋) 分類: 宗教(忌日) -
新版 角川俳句大歳時記 秋p.409