藤田耕雪 (ふじた こうせつ)
俳人の説明
管理人による説明
生涯と俳句歴
藤田耕雪は、明治13年(1880年)12月2日に生まれた。本名は藤田徳次郎である。藤田財閥創始者である藤田伝三郎男爵の次男として生まれ、恵まれた環境で育った。アメリカ合衆国のニューヨーク市立大学に留学し、帰国後は家業である藤田組の取締役となった。
父・伝三郎の死後、兄の藤田平太郎が藤田組社長となると、徳次郎は藤田組副社長に就任した。大正6年(1917年)、平太郎が藤田銀行を創設して自ら頭取となり実業を再編する際、藤田組の鉱山部門が藤田鉱業株式会社として分離されると、徳次郎はその社長に就任した。
実業家として活躍する一方で、父や兄に似て美術品に造詣が深く、能楽や茶道を嗜んだ。俳号を耕雪と称した(父は香雪、兄の平太郎は江雪と号した)。高浜虚子に師事して俳句を学び、『ホトトギス』に投句を行った。句集『耕雪句集』を残している。
また、禅宗にも深く傾倒し、禅宗書『塗毒鼓』を藤田玄路の名で編集・出版している。
昭和10年(1935年)9月18日に死去した。享年55歳であった。
その他の特記事項
妻の勝子は貴族院勅選議員である黒岡帯刀の次女であり、後妻の治子は三井源右衛門の養妹である。当主である兄・平太郎の死後、男爵位は徳次郎の長男である藤田光一が襲爵した。
藤田家は代々美術品の収集で知られ、現在の藤田美術館にその遺産が受け継がれている。
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参考にさせていただいたWebサイトの制作者様、誠にありがとうございます。貴サイトの貴重な情報により本データベースの充実を図ることができました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
バイオ
現在、12句の俳句が登録されています。
- しゅんこうの たににしずみて くぬぎはら
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春光
しゅんこう
季節: 春(三春) 分類: 天文(光) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.206
- ごいのこの すにいてひとに うごかざる
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鷺の巣
さぎのす
季節: 春(晩春) 分類: 動物(鳥類) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.200
- しゃくなげや いんぜんのいし くものごと
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石楠花
しゃくなげ
季節: 夏(初夏) 分類: 植物(ツツジ目) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.241
- どびろくや しおんかげさす つきのみせ
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濁酒
にごりざけ
季節: 秋(晩秋) 分類: 人事(飲食) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.582
- だいもじの あとのやみよに したしめり
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大文字
だいもんじ
季節: 秋(初秋) 分類: 宗教(仏教) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.496
- かんたんの なきいるあめの ねざめかな
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邯鄲
かんたん
季節: 秋(初秋) 分類: 動物(昆虫等) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.533
- まよなかに めざめてよろし かねたたき
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鉦叩
かねたたき
季節: 秋(初秋) 分類: 動物(昆虫等) -
文藝春秋 最新俳句歳時記 秋p.142
- げんろくの ちょうぎんくろし ふゆともし
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寒燈
かんとう
季節: 冬(三冬) 分類: 人事(生活) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.56
- がんじつや なれがちょうしょを よろこばん
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元日
がんじつ
季節: 新年(新年) 分類: 時候(暦) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.4
- ねまにきく ななくさうつは わがやなり
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薺打つ
なずなうつ
季節: 新年(新年) 分類: 人事(労働) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.36
- はつまりや あまりにたかき わたしまり
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鞠始
まりはじめ
季節: 新年(新年) 分類: 人事(娯楽) -
文藝春秋 最新俳句歳時記 新年p.119
- しだのはに みよつつみおの たいのそり
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歯朶
しだ
季節: 新年(新年) 分類: 植物(羊歯類) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.16