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俳人の説明

管理人による説明

昭和から平成にかけて活躍した俳人。飯田蛇笏・龍太父子に師事し、「雲母」の編集同人として活躍。ふるさとの風土に根ざした重厚な句風で知られ、第38回蛇笏賞を受賞した。

生涯

福田甲子雄(ふくだ きねお)は、昭和2年(1927年)、山梨県中巨摩郡飯野村(現在の南アルプス市飯野)に生まれた。生地は御勅使川扇状地上の原七郷と呼ばれる地域で、「原七郷はお月夜でも焼ける」と称されるほどの干ばつに苦しんだ土地であった。

平成15年(2003年)4月1日に6町村が合併して南アルプス市が誕生したが、甲子雄がこの新しい自治体のもとで過ごしたのは最晩年のわずか2年あまりであった。平成16年(2004年)に胃癌の手術を受けて自宅療養に入ったが、平成17年(2005年)に再入院。同年4月25日、心不全により南アルプス市内の病院で死去した。享年78。

俳句歴

甲子雄は昭和22年(1947年)より、飯田蛇笏選「春夏秋冬」に投句を始め、俳誌「雲母」に入会して蛇笏に師事した。昭和35年(1960年)からは飯田龍太選に投句し、龍太にも師事するようになった。昭和38年(1963年)より「雲母」終刊まで編集同人を務めた。

昭和44年(1969年)に第5回山盧賞を受賞。昭和46年(1971年)6月に第一句集『藁火』を出版し、その後も数々の句集や評論集を刊行した。

平成4年(1992年)に「雲母」が終刊すると、その後は盟友・廣瀬直人の主宰誌「白露」の同人として活躍した。平成14年(2002年)に第25回野口賞を受賞。平成16年(2004年)には句集『草虱』により第38回蛇笏賞を受賞した。

その作風は、重厚な風土性と格調の高さが特徴であると評されている。小島健は「自然・風土と人間性の一体」と評し、ふるさとの自然と生活に根ざした風土性がその作品の核心をなしている。

その他の特記事項

句集に『藁火』(1971年)、『青蝉』(1974年)、『白根山麓』(1982年)、『山の風』(1987年)、『盆地の灯』(1992年)、『福田甲子雄句集』(1994年)、『草虱』(2003年)、『師の掌』(2005年)、『福田甲子雄全句集』(2018年)がある。

また、評論集に『人と作品・飯田蛇笏』(角川源義と共著、1973年)、『飯田龍太』(1985年)、俳句鑑賞に『龍太俳句365日』(1991年)、『忘れられない名句』(2004年)、入門書に『入門講座 肌を通して覚える俳句』(1999年)がある。

甲子雄を記念して「花曇ふるさと俳句大会」が開催されている。

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参考にさせていただいたWebサイト様
福田甲子雄(1927〜2005)百句(西村麒麟選) -- 西村麒麟のブログ 福田甲子雄 -- Wikipedia 俳人「福田甲子雄」にみる南アルプス市の風土(一) -- 山梨日日新聞 南アルプスブログ

参考にさせていただいたWebサイトの制作者様、誠にありがとうございます。貴サイトの貴重な情報により本データベースの充実を図ることができました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。

バイオ

性別男性
生没1927 〜 2005
出身地長野県南アルプス市飯野
出身地(旧地名)山梨県中巨摩郡飯野村

基準
向き
件数

現在、27句の俳句が登録されています。

    • 春の筍 はるのたけのこ
      季節: 春(晩春) 分類: 植物(菌類)
    • 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 春
      p.180
    • 旱 ひでり
      季節: 夏(晩夏) 分類: 天文(天空)
    • 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 夏
      p.52
    • 山女 やまめ
      季節: 夏(三夏) 分類: 動物(魚類)
    • 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 夏
      p.162
    • 棉の花 わたのはな
      季節: 夏(晩夏) 分類: 植物(アオイ目)
    • 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 夏
      p.245
    • 栗 くり
      季節: 秋(晩秋) 分類: 植物(ブナ目)
    • 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 秋
      p.158
    • 夷講 えびすこう
      季節: 冬(初冬) 分類: 宗教(神道)
    • 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 冬
      p.144