安田蚊杖 (やすだ ぶんじょう)
俳人の説明
管理人による説明
生涯と俳句歴
安田蚊杖(やすだぶんじょう)は明治29年(1896年)、東京府浅川(現在の八王子市)に生まれた。農林業から身を起こし、農科へ進んだ後、東京府の役人となり、その後安田系の銀行員となった。
高浜虚子が主宰する俳句雑誌『ホトトギス』の同人となり、昭和5年から14年(1930年から1939年)にかけて、虚子と同人たちが100回にわたり武蔵野を散策し俳句を詠んだ武蔵野探勝会において、常任幹事を務めた。
昭和11年(1936年)4月5日の第69回武蔵野探勝会では幹事として記録を担当し、菊名池から妙蓮寺にかけての吟行を行った。蚊杖は道を尋ねながら菊名駅から妙蓮寺駅近くの菊名池まで歩き、分譲地として開発が進む様子や菊名池のボート遊びなどの情景を記録した。この武蔵野探勝会の活動は、吟行を俳句の作句法として確立させた文学史上の画期的な出来事とされる。虚子編『武蔵野探勝』(甲鳥書林、1942年)にその成果がまとめられた。
1938年に『ホトトギス同人句集』に作品を収めた。
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参考にさせていただいたWebサイトの制作者様、誠にありがとうございます。貴サイトの貴重な情報により本データベースの充実を図ることができました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
現在、13句の俳句が登録されています。
- ねわけして ほどこすみずの かがやきぬ
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根分
ねわけ
季節: 春(仲春) 分類: 人事(労働) -
角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 春p.77
- おおきなる ずきんろばたに ぬぎすてし
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捨頭巾
すてずきん
季節: 春(仲春) 分類: 人事(衣服) -
平凡社 俳句歳時記 春p.186
- かけあえる みずひっかかる よしずかな
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葭簀
よしず
季節: 夏(三夏) 分類: 人事(生活) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.378
- くすだまの しずかにまわり もどるかな
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薬玉
くすだま
季節: 夏(初夏) 分類: 人事(生活) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.260
- とおざかる ながしのしゃみに あわせうた
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新内ながし
しんないながし
季節: 夏(三夏) 分類: 人事(労働) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.416
- とくさかり いこいたれども かさとらず
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木賊刈る
とくさかる
季節: 秋(晩秋) 分類: 人事(労働) -
角川ソフィア文庫 第4版増補 俳句歳時記 秋p.77
- よくみれば しぐれているや しきまつば
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敷松葉
しきまつば
季節: 冬(初冬) 分類: 人事(生活) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.748
- かみすきめら おとことおれば がやがやと
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紙漉
かみすき
季節: 冬(三冬) 分類: 人事(労働) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.743
- ゆきなげを すればからすが なきにけり
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雪合戦
ゆきがっせん
季節: 冬(三冬) 分類: 人事(娯楽) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.49
- てんとりの みたりがみたり ちゃんちゃんこ
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ちゃんちゃんこ
ちゃんちゃんこ
季節: 冬(三冬) 分類: 人事(衣服) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.736
- けがわきて いたけだかなる きこりかな
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毛皮
けがわ
季節: 冬(三冬) 分類: 人事(衣服) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.737
- きぶくれて くびをのせたる ごとくなり
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着ぶくれ
きぶくれ
季節: 冬(三冬) 分類: 人事(衣服) -
角川ソフィア文庫 第4版増補 俳句歳時記 冬p.68
- やまぶきの かれてみだれし ちからなし
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枯山吹
かれやまぶき
季節: 冬(三冬) 分類: 植物(バラ目) -
虚子編 新歳時記 増訂版p.688